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Study#01 公共空間とアートワーク(自然と湧き上がる美しさ)

2024.01.08
2021年に始まり、空間のアートワークを基本として携わった香川 高松の公共建築が、約3年の構想期間を経て今年3月に公開となる。県都高松のランドマークとなり得る当施設は、県内外の多様なテナントを内包した施設であり、また交通の要衝でもあるその場所から、貴重な文化発信拠点としても期待される施設でもある。香川県は、弊所を構えている愛媛県と横並びの県でありながら、私が10代まで過ごしていた場所ということもあり、自然とその趣きや文化の差を感じていた。広く公共性の求められる当施設は、自然と地域活動とも密に関わり、また風景を作ってゆくものである。そうした公共施設ならではの特性を、空間のアートワークにおいても倣い、当地の“自然と立ち上がる地域性“を細やかに掬い取る作業を大切に検証を進めていくことにした。

(Data)
・視察目的/庵治石工房の見学、素材・加工方法について
・視察日/2022年10月
・視察先/香川県高松市庵治町 採石場・工房

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